憶えがき

自転車、手芸、お散歩、へたくそな写真。

いかにしてロードを買う気になったのか

RSR-IVは自分には丁度いい自転車だと思っていた。
ヨガに通う手段だけのはずが、半径30キロ以内なら自転車移動は当たり前になっていたし、車道も抵抗なく走っていた。どんなに道行くロードに抜かれても何とも思わなかった。そもそも、エンジンから車体から比べること自体間違っている。あちらは早くて当然。こちらは軽やかに負担なく走れればそれでいいのだ。ゆるゆる漕ぐのってた〜のしい(´∀`)そう思っていたはずだ。
ロード乗りの友達にすい〜っと置いて行かれた時に初めて己の遅さに気づいた。
クロスとロードはまるで別物だ。わたしもあんな風に漕いでいた。はずなのに何だこのシャカリキ具合は。必死の形相は。ショックだった。わたしもロードが欲しいと初めて思った。

でもカーボンは軽過ぎてなんだか怖いしアルミはもう持ってるし。フォルムとしちゃほっそいクラシカルなヤツがいい。レース志向よりロングライド向けで疲れにくいのがいい。となると選択肢は一つ、クロモリになる。

そしてCalamitaのdueに出会った。ダブルレバーに挫折しそうになったけども、扱ってる大抵のお店でSTIレバーに換えてくれる事がわかるともうコレ以外考えられない。シルクブラッシュのシンプルなカラーリングに前カーボンフォークが素晴らしい。お値段が安い代わりにブレーキやらコンポやらは抑えのパーツになっている。店員さん皆が口を揃えて言う「値段の割にすごく良いフレームで疲れないよ」と。

105カスタム出来ないだろうか。プラス幾らくらい上乗せすればいいんだろう。そんな「幸せな悶絶」を展開しつつ、貯金したり税金払ったり仕事が閑で辞めたくなったり腰が痛くなったりしていた。サイクルモードに行くまでは。