憶えがき

自転車、手芸、お散歩、へたくそな写真。

7/12 ツール・ド・フランスを観に行く2 第11ステージ


第9ステージがあまりにも面白かったので、予定外だったけれど超級山岳ステージも観にHUBへ。
凄そうなコースを、カンチェラーラさん(何かどうも変なあだ名は恥ずかしいね)はどんな風に登るの(^艸^)とウキウキしてカクテル片手に席に着いたらば。
「ああ、カンチェラーラDNSですねー」
「奥さまが産気づいたら棄権するって、昨日のウチに言ってましたねー」

はあ(゜Д゜)!?
はあ(゜Д゜)!?
はあ(゜Д゜)!?

そんな理由であっさり棄権するものなの!?もうツールには戻って来ないの!?
そりゃ産む方からすれば誰の子供だっつうのはありますよ。人として極真っ当な行動だと思いますよ。あちらでは、立ち会わないと離婚問題に発展するそうですし。
だが、ただただわたしが納得いかねーよーうわーんヽ( `Д´)ノウワァァーン!!!
正直、カクテル一気して帰ろうかと思いましたが、RSNTの他の選手が頑張ってるのに対して失礼なんで観ていきました。

だが!観ていって本当に良かった!面白かった!
あんな勾配のきつそうな坂を、延々と25キロも登れないっつの!観てるだけで太腿はってくる(;´Д`)
登って下ってまた登り…勝負とか順位とか関係無しに完走したってだけで充分すごいでしょ。
ステージ優勝したPierre Rollandさんのゴールが印象的でした。ジャージの前を閉めつつ、ロザリオにちゅっっとするところは「プライベートライアン」のジャクソン二等兵を思い出した。アレは映画の演出かと思ってたけど、実際やる人いるのね。敬虔なクリスチャンなのでしょうか。


おお、まさにチームの公式サイトにその瞬間の写真があったわ。感無量ですね。下りですっ転んで、追いすがって追いついて、最後の登りで独走で逃げ切ったんだもの。ゴール前のアドレナリンたっぷりのアヘ顔が笑えたw
よくやった、おめでとう(・∀・)。わたしの応援したげるリストに、ヴァンガーデレンと一緒に入れてあげる。
その後の14ステージのことはまあ、知らなかったらしいのでしょうがないんじゃないでせうか。

カンチェラーラさんの棄権に関しては、激しい葛藤の末で決してあっさりしてたわけではなかったようなので、勝手に安心しました。
母子とも無事出産を終えられたそうなので、おめでとうございます。
ロンドンオリンピック、アンディの分まで頑張って欲しい。