憶えがき

自転車、手芸、お散歩、へたくそな写真。

6/30 バーン=ジョーンズ展 -装飾と象徴-@三菱一号館美術館


しかし、生きてるうちにバーン=ジョーンズの、しかも個展が日本で観られると思わなかった。
ラファエル前派って印象派とかに比べたら、マイナーだもんね。J-WaveでひっそりとCM流れてて、下手すると聞き逃すとこでしたよ。
でも少しずつ認知されてきてるんだろうか、2008年にジョン・エヴァレット・ミレイ展@Bunkamuraザ・ミュージアム、去年も目黒でラファエル前派からウィリアム・モリスへ展@目黒区美術館と、地味ながらも増えてきてるんだよねー。大変良いことである。まあマイナーなぶん、でっかい広告代理店が入らないので程よい規模で程よい混み具合ななか、じっくり作品を鑑賞出来るのである。うむ、変にメジャーにならんで欲しいな。フェルメールなんて大変そうだもの。


梅雨の合間にチャリに跨り、丸の内ブリックスクエアというオシャレタウンまでゴー。
途中、皇居周りとかジョガーとかロード乗りとかたくさん居た。


そこからほんのちょっと歩いて駐輪場へ。
新日石ビルヂングの隙間にある、新国際ビル自転車駐車場、300円/24時間(但し最初の3時間は100円)屋根なし。


おお、気分ageてくれるぅ(*^艸^)


道ばたの彫刻の脇にアンカーが超簡単な地球ロックでポンと置かれていた。
ちなみに帰りに通った時も置いてあった。駐輪場に入れればいいのに。盗られてもいいのかね。


道路渡って、木々の奥が会場の三菱一号館美術館


お庭を抜けると。


美術館入口。

この美術館は2010年4月オープンなのだけど、建物自体はもっと古い感じなのかな。床の材質の関係上、靴の底が固いと足音が響くんだそうだ。すみません、クリートかつかつうるさくしました。なかなかシックで素敵でしたよ。
展覧会はエスキースや習作が多くて、思ったより完成作品が少なかったなあーと油断してたら、最後のタペストリーでびっくりさせられる。主催側は頑張ったんだろうけど、案外観たい作品が来てなかった(´・ω・`)「欺かれたマーリン」とか「黄金の階段」とか持ってきて欲しかったなあ。今回のみどころは「ピグマリオンと彫像」4部作だろう。完成作品の連作はやっぱり迫力が違うざんす。
あと、郡山美術館所有の「フローラ」が来ていた。郡山美術館は、日本で珍しいラファエル前派やターナーのコーナーがある美術館で、開館当時から何度か通っている…と公式サイトを観たら、10月にこちらでもバーン=ジョーンズ展をやるという!観に行こう!あの美術館でやってこそだ!

若い頃イギリスを電車で一ヶ月旅行したことがあって、あちらの美術館行き倒した。ロンドンは都会なので現代美術が強いけれど、地方都市はラファエル前派天国で幸せだったー(*^艸^*)しかも入場無料!ロンドンのビクトリア&アルバート美術館以外、お金払ってなかった、いや、ここですら「エイゴワカリマセーン」て風情で「じゃあイイよ」と係員にそのまま通してもらった気がする。いやあ、今度は自転車でイギリス周りたいな。


で、図録(2,200円)を買った後ATMを探したのですがブリックスクエアの中に無くて、丸の内ビルまで遠征(笑)、らぁめん 永楽で角煮らぁめんをいただく。もう、歩き回って疲れて足が痛くて、お腹が空いてどうしようもないので入りましたが、お冷やを何杯も注いでくれてわんこお冷や状態なのが助かりました(笑)天井が高くてオサレ空間で女の子が入りやすい、そんなお店でした(笑)


ここから六本木のトレック屋に行って試乗したり、下北のサコッシュでカレー食べて帰ろうとかとかプランはあったんだけども、猛烈に眠くなって具合悪い〜〜〜〜(;´Д`)
ので、そのまま帰ることに。途中、ミニストップ休憩を挟んで、無事帰宅しました。寝不足で出かけちゃダメだよね。

dst 39.87 km
av 17.1 km/h
max 33.4 km/h